ダナンといえばビーチリゾートのイメージが強く、ホーチミンやハノイに比べると夜はかなり静かですが盛り上がっている所もあるのでご紹介します。
ベトナムのクラブ文化は、私たちが思っている以上に自由で、ちょっとしたカルチャーショックさえ感じるレベルです。
ダナンに限らずベトナムのクラブの多くが入場無料(エントランスフリー)なので中の様子を見て居座るか決められます。
さらに特徴的なのが、音楽が大きめに流れている場所には「バルーン(亜酸化窒素風船)」がほぼ確実にあるということ。クラブに限らず、パブやバーでも見かけるほどで、現地の夜遊び文化の一部になっているようです。
この記事では、私が実際に平日にダナンで訪れたナイトクラブ7店舗とキャバクラ・ガールズバーをエリアごとに紹介し、「行かなきゃわからない内部事情」や「共通点」も交えて、リアルな体験談をお届けします。
2024年8月中旬、日本のお盆の時期、全てのクラブを0時過ぎに入場しています。
クラブ以外のナイトスポットの方がアツいかもしれません。笑
目次
はじめに
ベトナムドンから日本円計算方法
ベトナムドンの日本円計算方法をご紹介します。
※為替レートは変動するため、使う際にレートをご確認ください。
簡単な計算方法としては、レートが0.0060の場合
100,000ベトナムドン=600円
『 , 』以降の0を3つ消して6を掛ける です。
ベトナムの料金表示では 最後の0を3つ消して表示していることが多いです。
なので100と書いてあれば600円、500と書いてあれば3000円、1,000は6000円となります。
話す時も0を3つ消した数字を言います。
100,000ドンなら「one hundred」で伝わりますし、現地の人もそのように話してきます。
旅行中は数字を使う場面がとても多いので、ぜひ覚えておきましょう!
バクダンエリアのナイトクラブ
1. New Oriental Nightclub New Phương Đông

ダナンで最も有名な大型クラブ。まるでライブ会場のような広さで、照明・音響も圧巻。平日にも関わらず多くの人で賑わっています。
注意事項:
1.ドリンクが高い!
ダナン最大級のクラブで人は多いですが、ドリンクは他のクラブと比べて2倍です。
ビール1本、200,000ドンで1200円くらい。
2.トイレスタッフ
どこのクラブでもあると思いますがトイレに行くと、手を洗う水を出してくれてタオルを渡してくれる人がいます。任意ですが少なからずチップを渡しましょう。
3.ナンパできなくてもアテンドは断った方がいい!(お金に余裕がある人は大丈夫です)
店内に入ると周りを見渡しても女性のみのお客さんがおらず(居たかもしれないけどすでに取られてる)、女性スタッフが「女の子着けようか?」と聞いてきたので
友人と相談しお願いしたら、可愛いベトナム人女性が2人来ました。
40代くらいの女性スタッフとアテンドされた2人にビールを奢り皆んなで乾杯しまして
10分くらい経ち、特に盛り上がりもしなかったので、会計をお願いしたところ女性スタッフがチップを要求してきました。
100,000ドンを渡したら「チップは20ドルからです。」と言われました。2人分なので合計6000円ですね。
盛り上がりもせず10分足らずでそんなに払いたくない。と思いすこし揉めた後、現金を取っておきたかったのでカードで払おうとしたら、実際の会計1,750,000ドン(10,500円)からプラス1,000,000ドンの2,750,000ドン(16,500円)で会計出してきたのでだいぶ揉めました。
最終的に現金2,000,000ドン払って数えている間に退店。
今思えばそんなに高くはないですが、
「日本よりも物価が安い国に来たのに、相応以上に払うのは違う」と感じてしまったのが正直なところです。
2. Carol Lounge

New Oriental Nightclubのほぼ隣にある落ち着いた雰囲気のラウンジ系クラブ。
私が訪れた平日はお客さんが1〜2組程度とかなり少なめ。店内の様子だけ軽く見て、すぐに退店しました。
3. Oq Lounge Pub

New Oriental Nightclubの近くで、箱は広くスタッフも多いです。
お客さんは数名しかいませんてしたが、雰囲気が良かったのでカウンターに座りました。
スタッフの愛想も良く常に着いていてくれるので話し相手にもなってくれます。そこではちゃんとチップ渡しました。笑
ビールは100,000ドンで600円くらいです。
4. Hair Of The Dog Bar Danang
調べた時ダナン1の繁華街バクダン通りという情報があり、このクラブはバクダン通りにありますので、1日目はこの近くにホテルをとりましたが、平日の夜に訪れた際は他に1〜2組いるかどうかの状態でかなりショックでした。軽く雰囲気を感じてすぐに退店しました。
5. Nuna Lounge
4のHair Of The Dog Bar Danangの近くにあります。
4がダメならNuna Lounge!そんな思いで近くにクラブ2つある所にホテルを取ったのに
私が行った平日はほとんど無人に近く、音楽と照明だけが稼働しているような印象でした。中の様子だけ見て退店しました。
ビーチエリアのナイトクラブ
6. GALAXY PUB

ビーチからは少し遠いです。
店内のあちこちにベトナムと韓国の国旗がペアになって掲げられており、お客さんは100%韓国人観光客で、
隣のテーブルではガソリンのノズルみたいなのでテキーラを注いでバカバカ飲んでいました。クレイジーですね笑

1番一体感があって盛り上がっており、
お立ち台ではお客さんが上がってひとりひとりソロで踊ってました。
ダンサーの女の子達も可愛いし、印象的でクラブの中では1番楽しかったです。
ここもビール100,000ドン(600円)です。
7. Koto Club Da Nang

内装もメインステージも広く、サブステージでは皆んなが踊っています。30人ほどいましたが箱が広いのでちらほら感がありましたね。
演出も良くバブルシャワーもあり写真映えも◎。バブルシャワー時はスタッフが傘をさしてくれます。ここでは韓国人グループと中東系が多かったです。
共通点と感想
どのクラブも英語は通じます。もちろん日本語は通じません。
ドレスコードは特にありませんが、サンダルで入れるかわからないので靴推奨です。
実はダナン、コリアンタウンがあるほど韓国人が多いです。そしてベトナム人女性がとても可愛い!また、バルーン文化も驚きで、私は1つ600円くらいで購入したと思います。
吸いすぎて落ちたり、数分記憶が飛んだりしましたがすぐ回復します。
吸ってる最中は周りがスローモーションになります。自分が自分じゃないみたい。
普通の空気を吸っていればガスが抜けて回復するんだと思いますが、経験としてやったし「もうやらなくていいや。」と思いましたね笑
クラブ以外のナイトスポット
韓国系ベトナムキャバクラBoss Bar Lounge

YouTubeでも話題の人気店で、コリアンタウン内にありますが、キャストは全員ベトナム人です。
VIP仕様で、キャストは常に30人〜50人はいます。2階に上がり待機部屋へと誘導され、キャストを見て指名します。名札の横に国旗のバッチをつけており、そのバッチが話せる言語だそうです。
その後カーテンみたいなので仕切られた高級感のある半個室で指名した女性とお酒を飲みます。
ただ私が行った時は日本語を話せるキャストはいませんでした。
私は英語でもなんとか会話はできますが、友人は全く話せないのでキャストが翻訳機を通して会話していました。意外と盛り上がっていましたよ^ ^
ベトナム英語の訛りがキツいのか聞き取りづらいというか理解できない場面が少々ありました。
例えば、are you ドゥルン?
ドゥルン?なんじゃそりゃ
知らない単語かと思い翻訳してもらったら
酔っていますか?と、are you drunk? ね笑
次のガールズバーでも「ドゥルン?」と聞かれたのでベトナムでお酒を飲む際は、ベトナム英語として覚えておきましょう!
料金は12,000円くらいでフルーツ盛り合わせ+ビールタワー2ℓのセットを頼みました。他に頼まなければこれで全部です。セット料金なども無く何時間居てもいいみたいです。
ただ、女の子は基本私達が頼んだビールタワーから飲みますが、ドリンクをねだってきたらプラスで料金がかかります。
日本人系ガールズバー「GINZA Bar & Lounge」
ここが1番楽しかったです!
日本語が通じる安心感があるスポット。
オリエンタルクラブの近くに日本人街と呼ばれるエリアがあり、そこはガールズバーが多い通りです。
1件1件開けてみて中を確認しましたがここが1番良さげだったので入店しました。
女の子は8人くらいおり、可愛く日本語を話せる人もいます。
マネージャーのハナちゃんは日本語堪能でベトナム人ぽくない容姿ですごく面白いかたです。
楽しすぎて次の日もリピートしました。笑
1階がカウンターのガールズバー形式で2階が個室のカラオケになっています。それを知ったのは最後の最後でもっと早く知りたかった(泣)
料金も明瞭会計で結構リーズナブルです。
ただお客さんがいないと2人に対して6人くらい着きます。
6人になにも気にせずいいよいいよでドリンクをあげて、自分もいっぱい飲んで楽しんでも2人で3万円もいかないくらい、たしか4,200,000ドン(25,000円くらい)だったと思います。日本に比べたらかなり安いです!
女の子も同じくビールを飲んでくれるのでそこも嬉しいですね!
結局ダナンで1番楽しかったのはここです。笑
ここに行くためにもう一度ダナンに行きたいと思うほどです。
最後に
長くなりましたが、ベトナム・ダナンのナイトクラブは、日本とは一味違う開放感と自由な雰囲気が魅力です。入場無料で気軽に楽しめるうえ、基本的にドレスコードもなく、どこに行っても新しい発見があります。
クラブごとに価格帯や客層、雰囲気も異なるので、自分に合ったお店を探す楽しさもあります。特に韓国人観光客が多く、現地の女性の美しさにも驚かされるはずです。
実際平日はあまり人がいないので、ナンパ目的なら休日の方がいいと思いました。
また、バルーン文化やチップ、料金システムなど、日本とは異なるポイントもあるため、事前に知っておくと安心して楽しめます。
そして、意外にも1番楽しかったのは「日本人系ガールズバー」だったというのも旅の醍醐味。クラブ以外のスポットも含め、ダナンの夜は奥が深く、リピートしたくなる魅力にあふれています。
これからダナンを訪れる方の参考になれば幸いです!